ここでは半年から1年以内の短期間での合格を目指した勉強計画について説明しています。
当然短期間での合格を目指すことになるので、その分短い時間で集中することが必要です。
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1)短期間での合格を目指すなら4科目同時受験
1年以内、特に半年以内での合格を目指すのであれば、最初から4科目同時に勉強を進め、4科目全て同時に受験をするという前提で進める必要があります。
2科目づつ進めて、2回の受験で受かると考えるのではなく、4科目同時に勉強をして、受験をし、もし取りこぼしがあれば2回目の受験でその教科を合格すると考えます。
4科目同時に進めるため、最初は確かに大変です。
4科目同時となると、覚える知識の範囲もかなり広くなるため、ある科目に勉強が偏ってしまい、他の科目の勉強が手につかず、一度やった部分でさえも忘れてしまうということになりかねません。
そのため、まとまった時間をしっかりと勉強時間として確保するとともに、計画的に各科目の勉強を進める必要があります。
2)勉強の流れは長期間の計画と同じ
長期間の勉強計画のところで、勉強する科目の順番として、FAR→AUD→BEC→REGという流れが効率的だし、勉強のボリュームの観点からも適していると紹介しました。
短期間における勉強の流れ自体はこれと一緒です。ただし、一度やった分野を忘れないように随時復習をはさみながら進める必要があります。
4科目同時に勉強というと、範囲が広すぎて効率が悪いと思う方もいるかもしれません。でも私は最も効率的で総勉強時間も抑えられる勉強法だと思っています。
3)4科目同時だからこそ、効率が良い
4科目同時に行うと、他の科目で勉強した内容が頭の中で混ざってしまい、こんがらがることがよくあります。
例えば、FARとREGでは同じことを指す用語なのに別の単語を使ったり、減価償却方法が異なったりします。またBECの財務分析の時にはFARの財務諸表の中の科目を使ったりします。
このように頭の中で混ざってしまうというのは一見良くないことのように見えます。しかし、頭の中で混ざってしまうのであれば、その都度調べてクリアにすることで、より正確な知識として定着を図ることが出来ます。
そもそも頭の中で混ざってしまう状態というのは、正確に理解・暗記できていない状態のため、勉強が不足してる点をあぶり出す調度よい作業になります。
もちろんテストのときにまだ頭の中で混ざってしまう状態だと大変なのですが、これは単純に勉強不足の状態であり、それまでにしっかり勉強を行って、直前に曖昧な点を潰しておけばテストの時にはこれは避ける事が出来ます。
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4)2度の受験で全科目合格を目指す
4科目同時に受験をして、全て一度で受かってしまうというのは難しいかもしれません。私が4科目同時に受験をして一度で受かったのも、REGが76点と1点差で合格出来たように、最後は運のおかげだと思っています。
もちろん、全科目一度で合格するという姿勢で勉強することが大事なのですが、妥当な目標として2回の受験で全科目合格を目指すとしたいところです。
可能ならば、REG以外の3科目について一度目の受験で合格し、REGだけ次のクールでもう一度受験をして、合格してしまうというのが現実的かつ十分可能なラインです。
逆に言うと、このぐらい勢いでやらないと、勉強を始めてから一年以内での合格は難しくなってしまいます。
【参考ページ】