USCPAのための試験予備校は、概ねTAC、アビタス、そしてプロアクティブの3つになるかと思います。
その中で、私はプロアクティブで勉強をしていましたが、良かった点、悪かった点は明確です。
すぐに思い浮かんだ先に悪かった点から書いてきます。
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プロアクティブの悪かった点:授業全般(インターネット上の授業・過去問)
・授業は好き嫌いは別れます。講師の佐々木先生が個性的な方です。
私個人としては先生の授業は面白いと思う反面、いいから早く次に行ってくれときが多く、総じて授業を見ながらイライラする事も多かったです。
これまで、あまり勉強をする癖がなかったという人は楽しく勉強を続けられ、オススメかもしれません。アビタスはこれと正反対の授業をすると聞きます。
・ネット上に掲載されている過去問の回答が間違っていることが多くあります。
長い間、修正されていないため、他の問題の回答も実は間違っているのではと予備校の問題自体を信用できなくなることもありました。この回答が間違っているという点は、プロアクティブの致命的なマイナス点だと感じています。
・ネット上の過去問の解説が時々もの足りないです。痒いところに手が届かないという感じです。
もしかしたら講師側は、そこは試験ではあまり出ないし、深く考える必要はない、あるいは一般的には多くの人は理解できるから、理解出来なかった人は個別で聞きに来てねと考えてるかもしれません。
しかしネットではその確認ができないため、非常に曖昧な理解のまますすむこともあります。
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プロアクティブの良い点:授業除く単位取得、受験手続サポートの全て
・一方で海外にいながら、日本に戻らず問題集や必要書類を現地に発送してくます。
・また受験に必要な単位もすべてネットで完結できる。
過去問のほとんどもネット上に掲載してあります(上記の通り一部回答の間違いはあります)。他の予備校では日本に戻って単位の習得試験を受ける必要があったため、非常に助かるサポートです。
・問い合わせのサポートへの反応も非常に早い。遅くとも翌日には問い合わせの回答が来ます。
・申し込み前のスカイプでの相談も手続きの全体像を説明してくれ非常にわかりやすく、事務手続き関連のサポートは満点。
・最後に重要なのが、費用が安い。ライセンス取得まで含めるとアビタスとも大きく変わりませんが、合格までの初期費用を抑えたい方には良いかもしれません。
結論:海外にいるならプロアクティブはオススメ
授業以外の点が良くても…って思われる方もいるかもしれませんが、USCPAは授業以外のサポートも非常に重要です。当初想像しているよりもはるかに煩雑な手続きが必要となります。
また、何よりも海外にいながら、受験までは日本に帰って単位を取ったり、準備をしたりする必要がありません。
そのため、海外にいながら勉強をスタートする、という方にはプロアクティブはオススメです。授業内容については一部上記の通り不満を持つ可能性はありますが。全ての予備校が一長一短であるため、仕方ありません。
【参考ページ】