プロアクティブとアビタス:USCPAの2大予備校を比較!

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USCPAで予備校に通われる多くの方はプロアクティブかアビタスのどちらかを選んでいます。

 

この2つに加えて、TACもUSCPAの講義を提供していますが、TACでは日本の会計士の試験や商業簿記などの講義を受けていた人がその延長で受けることが多いと聞きます。

 

私は最終的にプロアクティブの通信講座を選んで授業を受けていましたが、メリットもあればデメリットも非常に多かったと猛仕込をしたあとに思いました。

 

最終的には予備校があっているかどうかは教師や教材とのフィーリング次第だと思いますが、ここでは機能面から、両予備校を比較してみたいと思います。

 

比較1)予備校の各種料金

プロアクティブ
通学講座
プロアクティブ
通信講座
プロアクティブ
e-ラーニング
アビタス
フルパック
アビタス
ライトパック
入学金 10,000  10,000 10,000
授業料 350,000 350,000 240,000 699,300 553,500
単位取得 3単位で$275 3単位で$275 3単位で$275 上記に含む 上記に含む
ライセンス取得 約200,000 約200,000 約200,000 10,000 10,000

 

私がプロアクティブを選択した決定的な理由にもなりましたが、取得単位が多くないのであれば、受験時までの費用はプロアクティブの方がずっと安くなります。

 

私のケースではそもそも海外にいたので、e-ラーニングのコースを考えていました。9単位の取得が必要だったので、3×$275で$825の単位取得料金を含めても、はるかにプロアクティブの方が授業料を抑えることが出来ました。

 

一方で、単位の取得が10単位、20単位と必要になる場合には、ライセンス取得のことまで考えるとアビタスの方がお得になりそうです。

 

具体的にどの程度の単位が必要で、それに応じてどれほどの料金になるかは、申込前の無料の各予備校の学歴審査によって調べることが出来ます。

 

可能であれば、プロアクティブ・アビタス両予備校で無料の審査を行って無料相談までは受けてしまうことをオススメします!

対応してくれる人次第という面もありますが、両予備校の雰囲気を実際に自分でつかめるはずです。

 

私もプロアクティブに決めたのは、無料相談の方の対応が非常に良かったからでした。

(ただし授業内容がひどかったので、私としては悪い方向に働いてしまったのは事実ですが…笑)

 

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比較2)授業内容

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出典:www.shuei-yobiko.co.jp

授業内容は、丁寧なアビタスか、スピード感のあるプロアクティブかといった比較になります。

 

私はアビタスの授業を受けたことがないので、直接的なことは言えないのですが、通常の予備校らしく淡々と授業が行われるようです。

一方で、プロアクティブの授業は佐々木講師がアグレッシブに授業を展開してくれます。面白いと思うときもあれば、イラッとするときもあります笑。非常に好き嫌いが別れる授業のスタイルです。

 

(授業だけでなく、過去問の解説動画も佐々木講師によりウェブサイトに掲載されていますが、同様のスタイルです)

 

プロアクティブのトップページには体験授業の動画が掲載されており、こちらからFARの授業を見ることができるので、プロアクティブにしようかなと思っている方は必ずこの動画は確認してから最終決定をして下さい。

 

お金払ったけど、このプロアクティブの授業はまるで合わない、となったら精神的に参ります。。

残念ですが、そのように思ってしまう人が非常に多いのも事実です。

 

独特の授業ではなく、一般的な学校の授業のイメージで講義を受けたい人はアビタスにしておいたほうが無難かもしれません。

 

私は結局プロアクティブの校舎へ行ったことがなく、佐々木講師に直接お会いしたこともないのですが、好きな方は本当にプロアクティブのこの講師のことが大好きになるようですね笑。

 

比較3)単位取得の形式

 

以前はプロアクティブのみがウェブサイトで試験をうけることが出来たのですが、現在はアビタスもウェブサイトからいつでも単位取得の試験をうけることが出来るようです。

アビタス:USCPA受験資格 取得プログラム

 

アビタスもプロアクティブも、試験に仮に不合格となったとしても、単位取得のための再受験に際しては、追加費用等もかからないようです。

 

以前はプロアクティブのみがウェブ対応しており、海外在住者にとっては単位取得のためだけに戻るのは致命的なため、この点でプロアクティブが圧倒的に優位にいたと思います。

しかし、現在はアビタスもプロアクティブも同じようにウェブで済ませることが出来るようになったため、海外に住んでいる人にとってはまた受験がしやすくなりました。

 

ただし、アビタスは3ヶ月に取得できる科目の上限は6科目と制限があるようなので、早期に単位を取得して、短期間での合格を考えている場合には注意してください。

 

比較4)手続サポート

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USCPAの試験につきものなのが、必要単位の取得・米国への出願・テストセンターでの予約など、試験までの煩雑な各種手続きです。

試験勉強だけでも大変なため、せっかく予備校に通うからには、このような勉強以外の負担は極力減らして、予備校側にサポートしてもらいたいものです。

 

私が使っていたプロアクティブはこの点は抜群の対応でした。

入学前からスカイプの面談で事務局の対応の良さは感じていましたが、実際に手続きの不明点をメールで問い合わせると、翌日の午前中にはだいたい回答が来ていました。

回答内容も明確だったため、いつまでに何をしなければ、というのが分かりやすく、海外にいて直接予備校に確認に行けない状況でも不満などは一切ありませんでした。

 

私は佐々木講師の授業に完全に満足してたわけではありませんでしたが、プロアクティブで良かったと思うのはこの事務局の対応の早さが大きな理由でもあります。

 

アビタスについては私は分かりませんが、アビタスも受講者のコメントなどを見ると、おおむね事務局の対応は良いみたいですね。USCPAの予備校でここが弱かったらそれだけでアウトですが。

プロアクティブでもアビタスでも、この点は問題なくしっかりとしたサービスが受けられると考えて問題ないでしょう。

 

そしてこの点は独学では補うことが出来ないポイントになるため、独学を検討する人でも、予備校の無料相談を使ってみて、手続きがどれだけ煩雑化を事前に把握しておくことをオススメします!

 

自分が経験した手続きを個人でやるといってもどのように行えばよいのか検討もつかず、そこで時間を食ってしまうことを考えれば、やはり個人的には予備校に行かれることをオススメしますね…。

 

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比較5)ライセンス取得

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出典:enpire-neil.com

 

ライセンスの取得についてはどちらの予備校でも大きな違いはないはずです。

 

アビタス・プロアクティブともに、書類の作成を行い、簡単な面接に相当するインタビューを行い、USCPAである講師がサインを行って、ライセンスの申請を行ってくれます。

 

転職などにおいては、試験に合格すると、ライセンスの取得ができてなくても十分有効だと言われるようですが、やはり試験に合格するとライセンスまでほしくなるものです笑。名刺に書きたいという欲求が出てきます。

 

USCPAの試験に合格できた方は、学んだ知識を忘れる前に、そして合格したということで気が緩む前にすぐにライセンスの取得まで一気に終わらせてしまいましょう。

 

USCPA予備校比較のまとめ

価格や授業内容、手続のサポートなどにフォーカスをして、両予備校の比較を行ってきました。

プロアクティブ・アビタスそしてTACの3択になり、多くの人はプロアクティブかアビタスを選ばれるはずです。

 

日本にいるのか海外にいるのか、英語が得意か不得意か、これまでに会計の勉強をした経験があるのかないのか。

 

個々人の状況によってやはり適した予備校は異なってきてしまいます。

またやはり授業内容や講師と相性があるのかどうかがもっとも重要です。

 

まずはセミナーへの参加、資料を取り寄せてじっくりと吟味をしてみるのが良いのではないでしょうか。

迷った結果として、予備校を選んだのであれば、その後きっと腹落ちして勉強に集中できるはずです!

 

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