仕事や勉強に手がつかない
振り返りをすると、「これでいいのだろうか」という疑問がわいて、不安になり、結局自分がやりたいことの作業に手がつかないままで終わってしまうことが多い。
週末にやろうとおもっていることも、いざ週末となり、机に向かうと、「本当にこれがやりたいことなのか、自分の貴重な時間をこれに使っていいのだろうか」と思う。
そして、逡巡しているうちに週末は終わり、平日となり、また「前の週末は出来なかったから次の週末はやろう」と心だけ決意を新たにする。
やろう、と決めたことはぐだぐだ言わずに、やることが大事であり、その「すぐやる」ことを習慣にしてしまうことが重要だ。仕事でも、勉強でもスポーツでも、一度やってしまえば大して問題じゃないのに、一番最初にはじめるハードルが極めて高い。
特に、学校や会社などで強制されたものではなく、自分で決めるときには、これでいいのだろうかという不安も付きまとうことになり、そのハードルは更に高くなってしまう。
定期的に振り返り、「これでいいのか」という確認は必要なものの、振り返らずにとにかく前を向いて走る思い切りが改めて重要だ。
前もって「タスク」まで具体化する
何も考えずに時間となったときにすぐ始めるために、どのようにはじめるかを考える必要がないほど具体的に「タスク」を事前に考えておく方がよい。
時間となったら、まずはパソコンを開いてキーボードを打ち始める、ノートを開いて最初の一問を解き始める。それができるように、「まずは3通メールの返信をする」「この科目のこの問題を解く」と具体的に決めておく。
そうでないと、どこからやろうか、はじめようかと考えるその時間にまた「ここからはじめるべきなのか?そもそもこれをやるべきなのか?」という余計な不安がよぎってしまう。