【アカツキ】2018年売上高は219億円、営業利益率は約50%の超高収益体質

アカツキ2018年決算:売上高・営業利益は倍々ゲーム

ソーシャルゲームで急激に成長をしたアカツキ。2010年に設立され、まだ10年未満のベンチャーですが、既に売上高は200億円を突破しました。

5年前の2014年の売上高は20億円と現在の10分の1しかなかったことを考えると、まさに倍々ゲームで足元は成長をしてきています。

決算期 2014/03期 2015/03期 2016/03期 2017/03期 2018/03期
売上高合計 2,137 4,345 5,955 11,548 21,927
営業利益 552 578 2,147 4,751 10,535
経常利益 555 594 1,974 4,601 10,476
当期純利益 346 369 1,112 3,292 6,084

(単位は百万円)

 

アカツキの財務状況・CF状況は健全そのもの

財務状況はぴかぴかですね。資産のほぼ90%がキャッシュで溜め込んでおり、あとはこの現金をどうやって事業の投資に活用していくかが気になるところ。キャッシュフローも営業CFから配当を支払い、残りは現預金がジャンジャンたまってます。財務的な観点からはきれいでシンプルすぎるBSで面白みがないくらいですね。

決算期 2014/03期 2015/03期 2016/03期 2017/03期 2018/03期
 資産合計 1,612 3,438 9,136 16,260 28,468
流動資産合計 1,477 2,931 8,486 14,022 25,775
 固定資産合計 134 507 651 2,238 2,693
 負債合計 1,201 1,249 1,834 5,735 11,731
流動負債合計 1,007 1,143 1,425 3,097 6,043
固定負債合計 194 107 409 2,638 5,688
 純資産合計 410 2,189 7,302 10,525 16,736
現金・預金 940 2,160 6,453 11,063 19,847
有利子負債残高 501 251 573 3,177 6,491

 

キャッシュフローでは、営業活動から発生したキャッシュに加えて、新たに調達した資金をバンバン新規の事業(ゲーム)の開発に費やしているような状況ですね。栄枯衰退がすさまじいソーシャルゲーム・スマホゲームの開発事業においては正しい戦略なのでしょう。

決算期 2014/03期 2015/03期 2016/03期 2017/03期 2018/03期
営業活動によるキャッシュフロー 525 464 775 3,895 7,933
投資活動によるキャッシュフロー -230 -428 -790 -1,787 -2,480
財務活動によるキャッシュフロー 450 1,155 4,318 2,504 3,335
フリーキャッシュフロー 295 36 -15 2,108 5,453

 

アカツキの平均年収・平均年齢

2017年時点のもので、平均年収は638万円。平均年齢は30歳。高収益を活かして、従業員にも高めの給与水準となっていますね。

 

アカツキの株主構成

創業者で社長でもある塩田元規氏が約25%、同じく取締役の香田哲朗氏が11%を保有しています。それぞれ現在の時価ベースで、約170億、60億円となります。ジャパニーズドリームを果たした方々ですね。

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