海外へ転職するときに日本にいる間にやっておくべきことになります。現地採用であったので、私はすべてを自分でやらなければ行けなかった一方で、何をしておくべきか探しても見つからなかったので、メモも兼ねて書いておきます。
スポンサーリンク
1.年金
自分の住民票のある市の市役所(の国保年金課など)へ行き、まずは相談です。海外にいる間の選択肢として、下記の方法があるはずです。
1.毎月定額で自分の銀行口座からの引落し
2.一括で一定期間分(半年分または一年分)の金額を納付(口座引き落としか振込)
3.一時的に支払いをストップ(滞納するわけではなく正式な通知を政府へ行ってストップ)
自分の希望する選択を窓口で伝えれば、担当の方が必要な手続きを教えてくれます。
注意点としては、印鑑と年金手帳は持っていきましょう。
2.税金
退職後には、翌年の住民税のための納付書が、住民票登録をしている住所へ5月頃送られてきます。地域により税率が異なりますが、私の場合には前年の年収の約15-16%でした。納付の時期は6月、8月、10月、1月の四回になります。
コンビニや銀行振込などで納付できますが、インターネットからの納付は出来ないため、お金に余裕があるならば海外へ行く前に一括で支払ってしまうことをオススメします。万が一期限が過ぎて、滞納扱いになっても大変ですし。
尚、私は浅はかにも手取給与での15%くらいかなーと納付書を受け取る前に考えていましたが、当たり前ですが実際には額面給与の15%です。想像以上に大きく、予想外の出費となりました。
3.健康保険
これは特に対応不要です。前の会社を退職するときに保険証を返していれば、それで終了です。
但し、健康保険に入っていない状態になるので、病院に行けば自分で満額を負担しますので注意して下さい…。海外に行く前に風邪を引かないように気をつけましょう。
もちろん、一時帰国した時にも健康保険はないため、体調管理は万全にしておく必要がありますね。
4.海外転出届
市役所で海外転出届を出して住民票を抜いておきます。1月1日の住民票の場所でどこで地方税が発生するかどうかが決まります。
海外のみで給与が発生しその国で納税も完了する場合には、日本で地方税は発生しないはずですが、念のため提出はしておきましょう。
5.クレジット・キャッシュカードや運転免許証の保管
海外にいてもネット経由での買い物や日本の口座で支払いをする必要が出てきます。
海外へ行くにあたり、全てのクレジットカードを実際に持っていくのは危ないですし、日本のキャッシュカードも海外では一般的には使えないので、置いておいた方が無難です。
しかし、いざというときにインターネットからクレジットカードで購入やネットバンキングで振込などが出来るように、クレジットカードやキャッシュカードの情報は、写真にとって携帯しておくと便利です(裏面の確認番号が求められるのが一般的なので両面しっかりと保存しておきましょう)。
また運転免許証も海外では使うことが少なく、また身分証明書とならないため、日本に置いていかれる方も多いと思います。ただ、免許証も更新時期が来ることに気づかないなどが発生することもありますので、合わせて写真にとってパソコンで保存をしておくほうがよいでしょう。