USCPAのキャリア転職:日本・アメリカ・シンガポール

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出典:www.kimusawa.com

USCPAを勉強中の方で資格をとった後どうするか悩んでいる方に、どのような可能性があるかをお伝えできればと思います。

日本のBig4の監査法人への転職

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日本の監査法人は一番無難な選択肢な気がしています。人材紹介をやっている方に聞いたところ、最近はBig4も採用を絞ることをしていないので、日本の会計士じゃなくてUSCPAでも30歳前後までであれば、問題なく転職できるだろうとのこと。

ただ、個人的には、選択肢として確率が低いところでもあります。一度現地採用として外に飛び出して思うのは、成長するマーケットに身をおいて切磋琢磨することがいかに大事かということです。

成長するという観点だけでなく、前向きな仕事も多いため、仕事そのものが面白いと感じることが多くあります。

日本の監査法人の仕事はつまらないというつもりは全くないのですが(というか中で仕事をしたことがないので言えないのですが)、やはりもう少し海外に身をおいて自分のキャリアの個性を出していきたいと思っています。

 

アメリカのBig4の監査法人への転職

USCPAに合格するまではアメリカで仕事などというのは全く頭にもありませんでした。しかし、合格した後に過去の合格者の体験記・転職記などを読むとアメリカのBig4で仕事を見つけている人も多くおり、そんな可能性があるのかと胸がワクワクしました。

一方で懸念事項もあります。

アメリカであればどこでもいいのかというとそんなことはなく、やはりビジネスの中心地となるニューヨークまたはロサンゼルスなどの中心街のBig4を希望することになります。

外国の方が日本で働きたいといった時にほとんどの方が東京を希望するのと同じですね。東京と地方(九州や北海道、四国)などでは働き方も違えば、ビジネスへの感覚もまるで違うはずです。

当然、このような中心街は人気も高く転職のハードルも厳しいため、そもそも転職できるのかという問題が発生します。

 

 

シンガポールの(Big4を含む)監査法人・会計事務所への転職

別の国としてはシンガポールも選択肢のひとつです。シンガポールは先進国であるにもかかわらず、まだまだ成長を続けている稀有な市場です。

 

成長を続けて21世紀の中心と言われる東南アジアに近いシンガポールは魅力的な場所です。この中で早い段階で仕事をするということは、今後のキャリアの幅を大きく広げられるはずです。日本からもまだまだシンガポールへ移る企業も増えるはずであり、USCPAのように会計が分かる人のニーズは高まるはずです。

個人的には、今までの強みやキャリアを活かしつつ、次へつなげるという意味ではシンガポールが最もベストな選択肢かなと感じています。

 

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USCPAで可能性は限りなく広がる

これまで、実際に転職できるかどうかという問題は別として、様々な可能性を書いてきました。試験の勉強中の方が合格後に実際にどうやって活かせるかということに気になった時に参考になればと思います。

USCPAは日本ではもちろんですが、海外においても武器となり、転職で役に立つ資格です。

無駄になることは決してありません。

「USCPAの資格を活かして」とか「会計の専門家に」とか考えなくても、精神的な「保険」として十分に役に立ちます。

簡単な資格ではありませんが、自分の可能性を広げるためと思い、ぜひ合格まで勉強を続けてみてください。

私個人の将来としては、判断基準は「何を面白いと思うのか」という軸をずらさずに、そのときに一番ワクワクすることを選択して次のステップに移っていけたらと思っています。

海外でのキャリアを志向している方は、ぜひ次の石倉洋子さんの本を読んでみてください。通訳から留学を経て、マッキンゼーで働き、現在は慶応の大学院で教鞭をとる方です。

ご自身の幅広い経験を元に、様々な働き方があり、海外でのキャリアの可能性を紹介しています。

 

そのような可能性がある下でこのような本を読むと非常にワクワクします。

USCPAの後を悩む方にはぜひ読んで頂ければモチベーションアップにも繋がるはずです。

【参考ページ】

USCPA試験勉強法・キャリアの最も読まれてるページまとめ!

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