本質を見失うな、勉強しろ。
USCPAを勉強されているから、「試験会場のパソコンにテンキーがついているかどうかを知りたい。テンキーの練習をしておきたい。」という質問をいただきました。
結論から言いますが、試験前にやるべきことは、テンキーの練習なんかよりも問題集で問題を1回でも多く解くことです。
正直テンキーの練習なんかUSCPAの合否にはまるで関係ないと思います。練習した結果、1、2分トータルで作業時間を減らせたとしても(そんなにも変わらないと思いますが)、そもそも問題を解いて理解を深めて、問題が早く解けるようになることの方がよっぽど重要です。
試験前に失敗のないように色々と準備をしておきたい気持ちのように見えますが、実際には問題集を解くという勉強時間から逃げているだけでしかないのではと思います。
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短期間の勉強のほうが効率的であり効果的
◯短期間のほうが効率的
USCPAに限らず、資格試験は短期で合格できる方と合格できずいつまでも資格の勉強を続けてしまう人がいます。
効率の良さややり方など要因は様々のように見えますが、最終的には、地道にどれだけ勉強時間を割いたかが最後には物を言います。
また長くやればやるだけ、モチベーションは下がり、当初に勉強したことも忘れやすくなり、勉強全体の効率は落ちていくものです。
私も5ヶ月と比較的短期間で合格出来ましたが、この5ヶ月間は仕事以外の全てを勉強に費やしました。そして短い期間で一気に詰め込んだことで効率が上がったのは間違いなかったと感じています。
もし1日の勉強時間を半分にしていたら、10ヶ月で受かるかというとそんなことはなく、効率が落ちる分だけ期間は伸びていくはずです。私も一年以上かかったかもしれません。
上でも書いたように、勉強期間が長くなればなるほど、最初の頃に勉強したものは忘れやすくなりますし、4科目、特にFARとREGなどは相互に関連した知識も多いため、その相乗効果を得ることも出来ません。
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◯資格試験は勉強量がモノをいう
短期間で合格されている方であっても、勉強しているその期間の勉強量は概して非常に多いものです。決して地頭の良さや要領の良さで短期間で、しかも短時間で合格しているわけではありません。
もう一度書きますが、大事なのは勉強量、勉強時間であり、どれだけ問題集を解いたかということです。
勉強が辛くなり、テンキーだなんだと他に気を散らしたい気持ちも分かりますが、ひたむきに、逃げずに、勉強に向きあいましょう。
それが結果として、最も近道なはずです。