独学か予備校か?ほぼ独学のUSCPA(米国公認会計士)の勉強法

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よし!USCPAの資格を目指して準備を始めよう!

と思った方がまず最初に悩む点が独学か予備校かという点かと思います。

タイトルではほぼ独学のUSCPAの勉強法と書きましたが、私は予備校自体はプロアクティブで通っていました。

 

1)勉強自体は独学でも可能(効率は悪いかも)

USCPAの勉強自体は独学でも何とかなります。実際私もほとんど講義は聞かず、過去問をひたすら解き続けました。

プロアクティブではウェブ上に過去問がアップされているため、PC内で過去問を解く作業を繰り返したのですが、書籍として入手が出来ればその方が効率が良いと思いますし、その過去問を解けるようになれば十分合格は狙えます。

 

USCPAを独学で勉強を進めるにあたり、一番ややこしいのはやはりFARになります。基本的に簿記の知識がない方はかなりしんどいはずです。

独学にチャレンジできる水準の方として、日本の公認会計士の試験または簿記一級に合格されている方がひとつの目安になるかと思います。

 

簿記の一級ではUSCPAのFARよりも深い内容まで勉強します。そのため、簿記一級まで合格している状況であれば、問題の解説を読んでいくことで十分学習内容は身につけられます。

ただ、政府会計・公会計などUSCPA独特の項目については開設を必死に読み込むことが必要になると思いますし、「もう分からない!」と投げ出さない根性がある方だけがUSCPAの独学に挑戦すべきかと思います。

 

少しでも自信がない方は予備校を選んだほうが絶対オススメです。当初自分も独学でいけるのではと自惚れていましたが、結果としては予備校に通って合格は絶対早まったと実感してます。

 

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2)独学で大変なのは単位申請・受験手続き

独学で一番壁となる点はここですね。各種予備校が無料の範囲で公開している情報に基づいて一人で進めることはなんとか可能だと思います。

必要な修得単位数もプロアクティブもTACも、卒業証明と単位明細を提出すれば無料でコンサルティングをしてくれます。

 

ただし、手続きがほんとに正しいのかどうか相談できない状態は非常に不安です。受験料などある程度大きな金額を振り込むことになるので、大丈夫なのかなと不安を抱えながら手続きを進めるのはとてもストレスフルになってきます。

 

これが気になって、あるいはこの手続に時間を要して、結局勉強に割くための時間が短くなるようでは元も子もないですし。

 

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3)独学だとモチベーションの維持がしんどいときも

USCPAの勉強は想像以上に時間がかかります。世間で言われるほどには簡単な試験ではありません。試験合格まで1,000時間と言われていますが、試験合格までの必要時間は人によりまったく異なります。

 

私も勉強をスタートするまでは正直なめていました。。独学でもやる気ぐらい自分で維持できると…。

 

しかしUSCPAの試験勉強は勉強量や内容の難しさもさることながら、英語で勉強することの負担が大きく、モチベーションが上がりづらいことがあります。

 

これは英語で何かを勉強してみた人でないと分かりづらい感覚かもしれません。

もちろん英語で勉強することは独学でも予備校でも一緒です。しかし、一度落ちたモチベーションを上げるために予備校を利用するというのも予備校の立派な存在理由です。

 

多くの方が単位科目の合格をしておきながら、1年半という長い期間を経過して結局再受験という結果になってしまうのはこのモチベーションが一つの要因であることは間違いありません。

 

予備校に支払う金額はどこでも50万を超えるため、大きな出費です。予備校に通って、一度勉強を始めたら止めることは簡単ではありません。

 

ネガティブではありますが、この「止めることが出来ない」というプレッシャーで勉強に向かえるようになるのも確かです。

 

結論としてはやはり予備校をオススメします。勉強する過程の中では、こんなに多くのお金を払ったのに、実際独学でイケたんじゃないかと後悔する感覚になるかもしれません。

 

でも早期合格を目指すのであれば、メンタル面の不安を取り除くためにも、独学ではなく予備校を使ってしまったほうが良いことは間違いないでしょう。

【参考ページ】

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